2003年06月08日

TVを見てblogを知った

そもそもblog(weblog)に興味をもったのは先月下旬にNHKで放送したイラク戦争とインターネットというTV番組を見たのがきっかけだった。黒田あゆみが司会でゲストには池澤夏樹とピーター・バラカンが出演していた。その番組で紹介していたのはサラーム・パックス(Salam Pax -Salamはアラビア語で平和、Paxはラテン語で平和を意味するようだ)というハンドルネームのイラク青年のサイトに注目が集まり何万人ものアクセスがあるという。http://dear_raed.blogspot.com/この青年はイラク戦争が始まるまでのイラク国内の情勢をとても冷静な立場から観察し意見を綴っているという。彼はフセインの独裁体制にも反対だがアメリカが「イラク国民の解放のために」という名目で仕掛けている戦争にも断固反対なのだ。その意見を綴ったのがblogというツールを使ったサイトらしい。

blogは個人が発信するニュース・サイトといえそうだが、これを維持していくのがたいへんむずかしいみたいな感じがする。日本のblogをいろいろ見てみるとhttp://ping.bloggers.jp/そのコンテンツはIT関連のニュースやblog情報や個人の日記が中心になっている。これから先は個人の趣味のblogなんかが増えていくと思われるのだがblogがマス・メディアに対してのカウンター・メディアに成長するかどうかは疑問が残る。ぼくのblogも前の雑記と同じような内容を続けていくのかもしれない。

Posted by fuqusuke at 2003年06月08日 18:00
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