2003年08月15日

映画「トーク・トゥ・ハー」

tolktoher.jpgこの映画、東京でしか上映しないのかと、思っていたのですが、調べてみるとぼくが住んでいる群馬のシネコンでも1日に1回だけ上映していることが判明。監督のペドロ・アルモドバルの前作「オール・アバウト・マイ・マザー」がとてもよかったので、今回の作品はどんなものだろうと、昨夜見て参りました。
シネコンには若者たちがわんさか…まるでここだけお江戸の渋谷村みたいでした。もっと驚いたのはこの「トーク・トゥ・ハー」を上映する館内にけっこう入場者がいたことです。観客のお目当ては「踊る大捜査線2」か「パイレーツ・オブ・カリビアン」か「ターミネーター3」かと思われたのに、「トーク・トゥ・ハー」という地味な(他に較べると)映画に入場者がいたのには驚きでした。きっと群馬の観客は目が肥えているのだと思われました。

この映画を見てよかったところ。

1 ブラジル・ミュージック界の大御所といわれているカエターノ・ヴェローゾの「ククル・クル・パロマ」の歌。これがこの映画で一番よかったです。
2 ヘビー・スモーカーでありながらダンスを頑張っているピナ・バウシュをTV以外で見られたこと。
3 ジェラルデン・チャップリンさんも高齢ながら(たぶん)健在であったこと。
4 眠れるダンサー・アリシアの裸体がきれいだったこと。

以上です。映画評論家のおすぎさんがこの映画を絶賛していますがひとそれぞれ十人十色の感じ方があるものです。

映画「トーク・トゥ・ハー」のサイト

http://www.gaga.ne.jp/talktoher/top/top.htm

Posted by fuqusuke at 2003年08月15日 05:39
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