2003年12月31日

「私たちは動物じゃない」イラン大地震

「家族はみなやられた。生き残ったのはおれだけだよ」。ヘイダルプールさんは、大粒の涙をこぼした。「昨夜は車の中で寝た。今晩はどうやって寒さをしのげばいいのか」 そばを救援物資を載せたトラックが通る。集まる人々に食料品や毛布を投げた。サメレさんは「私たちは動物じゃない。愛する家族を失ったことも悲しいが、自尊心を失ったことがもっと悲しい」。
asahi.comからの引用

「どうやって寒さしのぐか」 途方に暮れるイラン被災民

日本全国の各家庭では酒を飲み年越しそばを食べながら「紅白」でも見ているのだろう。それはそれでよいのだろうが、あのイランでは今もなお多数の死者が出ている。
一時2万人の死者と報道されていたが、その後南東部のケルマンで記者会見したハタミ大統領の話によると、バム周辺で人口の3分の1にあたる4万人が死亡したとか。
アフガニスタン戦争のとき米軍は救援物資を空から投下したが各国の救助隊も似たようなことをやっているわけだ。


Posted by fuqusuke at 2003年12月31日 20:07
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